札幌市(S様邸)築32年

【使用外壁材】ケイミュー株式会社
ネオロック・親水セラ16
クリフシェイド ファインアクアホワイト NF3111U
10年保証品 厚さ16mm

施工前(築32年)

既存外壁材:窯業サイディング(12㎜厚)

施工前の状態


サイディング表面塗装の劣化や水分吸収などから外壁面には波打ちも見られ、隙間も目立っていました。一部、出窓はモルタルですがひび割れや、サッシまわりから壁内へ雨水が浸入している状態でした。

モルタル壁がひび割れた状態

アルミサッシから樹脂サッシに交換

既存外壁の剥し


仮設足場を設置、サイディングを固定している釘を抜いて1枚ずつ剥していきます。

出窓部のモルタルを剥すと、壁内に浸入した雨水や窓まわりで発生した結露による下地の腐食が発生していました。

下地の全面改修を行うため、既存の下地は全て撤去します。

既存下地撤去・サッシ交換


防水のための既存アスファルトフェルトを剥し、木下地と断熱グラスウール固定ネットも全て撤去。

既存のアルミサッシは断熱樹脂サッシへ交換します。

高性能な樹脂窓とすることで暖かく暮らせます。

アルミサッシから樹脂窓に交換

内窓はそのまま

外側の窓だけ交換

腐食部分入替


出窓下地の腐食は内部の柱にも進行、腐食部分の入替・補強を行っています。

腐食した木部を全て交換、サッシも入れ替えます。

断熱グラスウール入替


壁内の汚れや湿気を吸収し性能の低下した既存のグラスウールは全て撤去した上で、24k相当100㎜厚の高性能グラスウールを全面に隙間なく充填しています。

サッシまわりには、壁内への雨水や湿気、冷気の浸入を防ぐ防水気密テープを貼り付けています。(1回目)

耐力面材 構造用ハイベストウッド施工


ハイベストウッドは、N65釘を使用し、柱・間柱・土台・胴差に外周部を10cm、中央部を20cm間隔で留付け施工することで壁倍率4.0倍という優れた構造強度が得られる耐力面材です。

建物全体をハイベストウッドで一体化することで地震や風圧などの外からの力を壁面全体で受け止めて分散、高い耐震性・耐風性を実現します。

また、構造用合板の5倍以上の透湿性で壁内結露を防止し、住まいの耐久性も向上します。


耐震改修リフォーム

透湿防水シート施工


透湿防水シートは、室内側から壁内へ流れ込む湿気を外気へ逃がしながら、外からの雨水浸入を防ぎ、建物の構造部分や断熱材を保護します。

サッシまわりには2回目の防水気密テープを貼付け、壁内の防水性を高めています。

通気構法木下地 取付(快適・健康・通気【KKT】下地)


当社オリジナルKKT下地は24㎜厚プレーナー加工乾燥材を使用しN65釘で留付けています。下地のひび割れや、施工後の波うちを抑え、美しく耐久性の高い外壁を維持します。

土台から2段目の高さまでは横方向に補強下地を取付けています。

サッシまわりの下地は空気の流れを妨げないよう、サッシ枠から7㎜、周囲の下地からは10㎜以上の隙間を空けて取付けます。

KKT下地裏面には75㎜ごと9㎜角の欠込みを付け、壁内通気を十分に確保することで、湿気や水分を素早く逃がし、壁内結露を防止、快適・健康住宅に仕上ていきます。

正しい通気構法で家が長持ちします。

サイディング施工


土台水切、ロングスターター金具を取付け、サイディングを施工していきます。

1段ずつ、金具で固定して貼り上げていき、縦目地・サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぐ目地ジョイナー(不燃・鋼板製)を取付けています。

目地ジョイナー

角部分には、同柄同質のコーナー材を金具留めで取付けています。

金具留め工法は、外壁表面に釘頭が出ないため美しく仕上がり、耐久性も増します。

足場を掛けるタイミングで屋根のメンテナンスも同時に施工

スノーダクト屋根

シーリング施工


サイディング切断面とシーリングの接着力を強化するプライマーを塗布後、シーリング材を充填、へらで抑えて仕上ます。


サッシ下には伝い水を防ぐ水切りを取付けています。

完成

【使用外壁材】KMEW ネオロック・親水セラ16 クリフシェイド
ファインアクアホワイト NF3111U 10年保証品 厚さ16mm


外壁+耐震+断熱改修

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