札幌市(Y様邸)築27年
【使用外装材】
ケイミュー 株式会社 セラディール・親水14
《本体》クローフ14 MWマダレトグレー CW1816GC
《部分》クローフ14 MWカバードブラック CW1814GC
施工前(築27年)
既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁 剥し
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。
既存サイディングの下はアスファルトフェルトが施工されています。
既存下地の状態
開口部まわり下地剥し
既存アスファルトフェルトを全て剥します。
開口部まわりの下地材は入替えのため剥します。
開口部廻り新規下地施工
開口部・サッシまわりに新規下地を施工します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。
入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
透湿防水シート施工
開口部・サッシまわりの下地を入替後全面に透湿防水シートを施工します。
透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の浸入を防ぎます。
透湿防水シートは上下に10cm、左右に15cm重ねて施工します。
換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材を取付けその周囲には防水テープを貼付けます。
防水テープ施工
透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに防水テープを貼り防水性を高めます。
換気口まわりにも同様に防水テープを貼付け。
サイディング施工
新しいサイディングを施工します。
今回は、14mmのサイディングを釘止め施工します。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
シーリング施工・部材取付
縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生し、プライマー塗布後シーリング材を充填します。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。
換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。
屋根塗装工事
屋根高圧洗浄
ケレンがけ
錆止め塗装
シリコン塗装(1回目)
シリコン塗装(2回目)
完成
経年劣化した外壁と屋根の同時リフォームで防水性も高まりました!
厳しい自然環境の札幌の住まいは、正しいリフォームで家が長持ちします。