札幌市(N様邸)築27年


【使用外壁材】
KMEW ケイミュー ネオロック・親水セラ16
リッジウェーブ パルフェアクアベージュ NF3342A
シックボーダー テンダリーアクアブラウン NF3843A
10年保証品 厚さ16mm
既存外壁:12㎜厚サイディングに金属サイディングを重ね貼りした状態

施工前(築27年)


既存外壁材

新築時サイディング12㎜厚の上から、
金属サイディングを重ね貼りした状態

施工前の状態

重ね貼りの壁内に溜まった空気と汚れが押し出され、貼り合せの横目地に付着、塗膜の劣化も進んでいます。

また、壁厚の増加に伴って外壁面がサッシ枠よりも外側に出てしまっており、壁内部に雨水等が簡単に流れ込んでしまう状態でした。

重ね貼り後には室内にも湿気がこもりやすくなったり、カビの発生など健康的にも問題のある状況も生まれていました。

既存重ね貼り金属サイディング剥し

仮設足場を設置、重ね貼りされた金属サイディング、さらに新築時のサイディングまで全て剥しています。

金属サイディングを剥すと、板金まわりや開口部まわりから浸入した水分を重ね貼りのために取り付けられていた木下地が吸収、腐食が見られました。

重ね貼りを行った事で、壁内に湿気や水分をこもらせてしまい、木材が非常に腐食しやすい状況を発生させていました。

既存下地撤去・断熱グラスウール入替

既存のサイディングまで全て剥し、アスファルトフェルトの状態。壁内の湿気や水分、汚れを吸収し、劣化が進んでいました。

既存アスファルトフェルトを剥し、汚れや湿気を吸収し効果の低下したグラスウールは撤去、気密24k相当 100㎜厚の高性能グラスウールを全面に隙間なく充填しています。

腐食部分入替

既存アルミサッシは、断熱Low-Eガラス樹脂サッシへ入替えを行うため、取外しています。

外から浸入した水分やサッシまわりで発生した結露による水分によって、サッシ下の土台木材が腐食していました。

腐食部分は撤去し入替え、サッシ下には立上り壁を造作してます。

構造用壁下地材施工

サッシまわりから壁内へ雨水や湿気、冷気の浸入を防ぐ防水気密テープを貼付け、全面構造用壁下地材を施工しています。

壁倍率2.8倍の強度で全面に施工することで耐震性向上、さらに優れた透湿性で壁内結露を防ぎ、耐久性向上を図っています。

透湿防水シート施工

透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を外気へ逃がしながら、外からの雨水浸入を防ぎ建物の構造部分や断熱材を保護します。

サッシまわりには2回目の防水気密テープを貼付け、壁内の防水性を高めています。

通気構法木下地 取付(快適・健康・通気【KKT】下地)

当社オリジナルKKT下地は24㎜厚プレーナー加工乾燥材を使用しN65釘で留付けています。下地のひび割れや、施工後の波うちを抑え、美しく耐久性の高い外壁を維持します。土台から2段目の高さまでは横方向に補強下地を取付けています。


サッシまわりの下地は空気の流れを妨げないよう、サッシ枠から7㎜、周囲の下地からは10㎜以上の隙間を空けて取付けます。KKT下地裏面には75㎜ごと9㎜角の欠込みを付け、壁内通気を十分に確保することで、湿気や水分を素早く逃がし、壁内結露を防止、快適・健康住宅に仕上ていきます。

サイディング施工

土台水切、ロングスターター金具を取付け、サイディングを施工していきます。1段ずつ、金具で固定して貼り上げていき、縦目地・サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぐ目地ジョイナー(不燃・鋼板製)を取付けています。


角部分には、同柄同質のコーナー材を金具留めで取付けています。金具留め工法は、外壁表面に釘頭が出ないため美しく仕上がり、耐久性も増します。

シーリング施工

サイディング切断面とシーリングの接着力を強化するプライマーを塗布後、シーリング材を充填、へらで抑えて仕上ます。サッシ下には伝い水を防ぐ水切りを取付けています。

完成

KMEW ケイミュー ネオロック・親水セラ16 10年保証品 厚さ16mm
リッジウェーブ パルフェアクアベージュ NF3342A
シックボーダー テンダリーアクアブラウン NF3843A


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