石狩市(S様邸)築34年
アイジー工業株式会社
《本体》NFI-フィネスストーンⅡ FIマイルドブラウン
《部分》NPT-スプリームウッド Tオリーブブラウン
施工前(築34年)
既存外壁:金属サイディング
仮設足場設置・既存外壁剥がし
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。
既存サイディングの下は下地材・アスファルトフェルトが施工されています。
サッシの下の下地材は水分を吸収し腐食している所もあります。
腐った下地材は剥し、全て入れ替えます。
既存下地剥し
既存の下地材を全て剥します。
腐食した下地は全て入替えます。
腐食下地入替・サッシ入替
腐食部では下地を剥し既存の劣化した断熱材グラスウールも入替えています。
新しいサッシ(樹脂窓)を施工後、サッシ廻りには水分の侵入を防ぐ防水テープを施工します。 サッシ枠にしっかり重ねて施工します。
透湿防水シート施工
腐食したパネル下地材も入替えています。
腐食下地を入替え・サッシ入替え後に、全面に透湿防水シートを施工します。
透湿防水シートは上下に10cm、左右に15cm重ねて施工します。
透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃がし、外からの水分の侵入を防ぎます。
新規下地施工・防水テープ施工
透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに2回目の防水テープを貼り防水性を高めます。
全体に新規通気胴縁、下地材を施工します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地からあえて隙間を空けて取り付けています。
入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材を取付けその周囲には防水テープを貼付けます。
サイディング施工
下地が仕上がると、新しいサイディングを施工します。
金属サイディングは下地にビス留めで施工します。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
軒天部の金属サイディング施工
新規タラップ取付
シーリング施工
縦目地や開口部まわりをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生します。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらないシーリング材を使用。接着力を強化するプライマー塗布後シーリング材を充填します。目地底まで入り込むようヘラで押さえて表面を均しマスキングテープを剥します。
換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フードを取付け。
屋根板金葺き替え工事
既存板金剥し
防水紙アスファルトルーフィング施工
スノーダクト谷コイル施工
煙突まわりも板金職人が丁寧な仕事で仕上げます
屋根板金仕上がり
付帯工事
笠木板金仕上げ
高断熱リフォーム用玄関ドア取付
風除室取付後廻りシーリング仕上げ
基礎部塗装仕上げ
バルコニー手摺り塗装仕上げ
バルコニー下部塗装仕上げ
完成
外壁と屋根の同時リフォームでこの先も 長く安心して住めるようになりました!