札幌市(I様邸)築25年
【使用外装材】
ニチハ 株式会社 モエンサイディングS18
よろい4段木目調 ティントMGベージュ SPA1111P
施工前(築25年)
既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁 剥し
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存のサイディングを剥していきます。
既存サイディングの下は下地材・防水通気シートが施工されています。
既存下地の状態
雨水などの侵入によりコーナー部分の下地材が腐食しています。
もちろん、腐食している下地は全て入れ替えます。
サッシ枠に隙間なく施工された既存の下地材はすべて剥します。
通気も取れていませんし木材が腐食しています
開口部まわり既存下地剥し
窓まわりの下地を入替えのため剥がします。
既存の下地を剥した後、サッシまわりに防水テープを施工します。
開口部廻り新規下地施工
開口部まわり・サッシまわりの下地を新しく施工します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。
入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
コーナー部分の腐食していた下地を新規下地に入替えます。
一部コーナーを板金加工するため、下地を造作します。
サイディング施工
新しいサイディングを施工します。
まずは、土台水切の上にスターター金具を取付けます。
スターター金具にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、サイディングを金具留めで貼り上げていきます。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上り、釘穴からのひび割れや雨水の浸入を防ぎ耐久性も向上します。
一部の出隅は板金で加工しコーナーを仕上げました。
シーリング施工
縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生します。
接着力を強化するプライマーを塗布し、シーリング材を充填します。
目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。
シーリング施工・部材取付
マスキングテープを剥し仕上がりです。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。
換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。
高断熱仕様の玄関ドアに入替え
屋根塗装工事
板金ハゼ締め
屋根高圧洗浄
錆止め塗装
シリコン塗装(1回目)
スノーダクトの屋根は、適切な時期にメンテナンスをすることで雨漏りなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
シリコン塗装(2回目)
年に1度は排水口(ダクト)に詰まりがないか?屋根の点検をオススメいたします!
シリコン塗装 仕上がり
完成
外壁リフォームでイメージを一新!
新築時の輝きを取り戻してキレイな洋風デザインの邸宅になりました。