
【使用外装材】旭トステム外装株式会社
AT-WALL15P
セビーノ16P セビーノホワイトP SVP6WA
施工前(築21年)

既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁 剥し

仮設足場を設置して古い外壁材を剥がします。

ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。

既存サイディングの下は下地材・下地パネルが施工されています。

既存下地の状態

既存外壁を全て剥した壁内既存下地の状態です。

下地パネルを残し、下地材は全て剥します。

壁の中に雨水が侵入していました。


出窓屋根から水が伝い、内部下地材が腐食してボロボロに…

腐食した下地材をすべて入替えます。
腐食部出窓屋根下地入替

腐食した屋根下地材も入替えます。


透湿防水シート施工

全面に透湿防水シートを施工します。

サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。

入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。

サイディング施工

新しいサイディングを施工します。
土台水切りを取付け、その上にスターター金具を水平に取付けます。

スターター金具にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、サイディングを金具留めで貼り上げていきます。


縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。

角部分には同柄同質のコーナー材を使用し金具留めで取り付けています。

金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上り、釘穴からのひび割れや雨水の浸入を防ぎ耐久性も向上します。

出窓屋根の板金葺き替え
シーリング施工

シーリング材を充填します。

目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。

マスキングテープを剥し仕上がりです。


シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
完成

白い天然石のような高級感のある外観に仕上がりました。
寒冷地の外壁リフォームは外から見えない下地が大事です!!
大切な家を長持ちさせるためには、古い外壁材をすべて剥がして傷んだ下地の木材は入れ替えてリフォームしましょう。

