
【使用外装材】
旭トステム外装 株式会社 AT-WALL15P
本体 : ドゥーナス16P ドゥーナスホワイトP DSP6PDWT
部分 : ルービック16P ルービックホワイトP RKP6PRKW
施工前(築24年)

既存壁材
サイディング(12mm)
仮設足場設置・既存外壁 剥し

仮設足場を設置します。

ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け既存のサイディングを剥します。

既存サイディングは釘を抜きながら剥します。


既存サイディングの下は下地材・通気シートが施工されています。

既存下地の状態


既存下地の状態です。


シーリングの切れ目から入り込んだ水分で下地材が腐食しています。腐食箇所は全て入替えます。

既存の下地はサッシまわりに隙間なく施工しているため、通気が取れず腐食は進んでいます。

開口部まわり下地剥し

開口部まわりの下地は腐食部も含め入替えのため剥します。


サッシ・開口部まわりの下地のみ入替えのため剥し、本体の下地材は既存のまま使用します。
開口部まわり下地施工

サッシまわりの下地を施工します。

サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。

入替えた下地木材には、シロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
透湿防水シート施工

換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材の周囲には防水テープを貼付け水の浸入を防ぎます。

開口部・サッシまわりの下地を入替後、全面に透湿防水シートを施工します。

透湿防水シートは上下に10cm、左右に15cm重ねて施工します。


透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の浸入を防ぎます。

防水テープ施工

透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに防水気密テープを貼り防水性を高めます。
サイディング施工

サイディングを施工します。
新規土台水切を取付けます。

土台水切りの上にスターター金具を水平に取付けます。

スターター金具を水平にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、16mmサイディングを金具留めで貼り上げていきます。


縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。

角部分には同柄同質のコーナー材を使用し金具留めで取り付けています。

金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上り、釘穴からのひび割れや雨水の浸入を防ぎ耐久性も向上します。


シーリング施工

縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生します。

接着力を強化するプライマーを塗布します。

シーリング材を充填します。

目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。

マスキングテープを剥して仕上がりです。

シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
シーリング施工・部材取付

マスキングテープを剥し仕上がりです。

サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。

換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。

排気筒まわりにもシーリング施工

板金との取り合いにもシーリング施工
屋根塗装工事

ハゼ締め

高圧洗浄

サビ止め塗装


塗装1回目

塗装2回目

屋根板金工事

既存出窓屋根板金剥し

劣化した下地、防水用のルーフィングも交換。
新規板金葺替え

完成


