
【使用外装材】旭トステム外装株式会社
AT-WALL15P
本体:ヴェリエP ヴェリエアイボリーP BEP5PBEC
部分:フローナP フローナブラウンP FLP5BA
施工前(築28年)

既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁 剥し

仮設足場を設置します。

ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。


既存サイディングの下は下地材・シージングボードが施工されています。

既存下地の状態

既存外壁を全て剥した壁内既存下地の状態です。

壁内に入り込んだ水分を吸収し、窓まわりの下地材が腐食しています。

壁内で腐食した下地材は全て入替えます。

開口部まわり既存下地剥し・防水テープ施工

窓まわりは、腐食した既存の下地を剥して防水気密テープを施工します。

開口部まわり下地施工

サッシまわりの下地を施工します。


サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。

入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。

透湿防水シート施工・防水テープ施工

腐食した下地を入替後全面に透湿防水シートを施工します。上下に10cm、左右に15cm重ねて施工します。

透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の浸入を防ぎます。

透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに2回目の防水機密テープを貼り防水性を高めます。


換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材の周囲には防水テープを貼付け水の浸入を防ぎます。
サイディング施工

新しいサイディングを施工します。
土台水切りの上にスターター金具を水平に取付けます。

スターター金具を水平にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、サイディングを金具留めで貼り上げていきます。


縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。

角部分には同柄同質のコーナー材を使用し金具留めで取り付けています。


金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上り、釘穴からのひび割れや雨水の浸入を防ぎ耐久性も向上します。
シーリング施工

縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生します。

接着力を強化するプライマーを塗布します。

シーリング材を充填します。

目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。

シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
シーリング施工・部材取付

マスキングテープを剥し仕上がりです。


サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。

換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。

屋根葺替工事

既存屋根の状態

既存板金剥し


パラペット部分のルーフィング施工

屋根板金葺替工事

下屋根既存板金剥し
屋根板金葺替工事

スノーダクト屋根、新しい樋に交換

屋根の断熱材を施工

板金葺替工事

ルーフィングの上から新しい板金を施工

板金葺き替え後


パラペット屋根も葺き替え

新規樋のダクト部分
外装リフォーム完成

外壁と屋根の同時リフォームで美しく、長く安心して暮らせる家になりました。

