札幌市(Y様邸)築24年
ケイミュー 株式会社 セラディール・親水パワーコート16
シャオストーン ALラスティブルー CL7204GC
施工前(築24年)
既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁剥し
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。
既存サイディングの下は下地材・板状の断熱材が施工されています。
既存下地の状態
既存下地の状態です。
開口部まわり入り込んだ水分を吸収した下地材が腐食しています。
開口部まわりの下地は入替えの為剥します。
腐食している箇所も入替えます。
開口部まわり既存下地剥し
防水テープ施工
窓まわりの下地を入替えのため、既存下地を剥します。
既存の下地を剥した後、開口部・サッシまわりに防水テープを貼ります。
換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材を取付けてその周囲には防水テープを貼付けます。
開口部まわり新規下地施工
新規開口部まわり・サッシまわりの下地施工します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取り付けています。
入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
透湿防水シート・防水テープ施工
開口部・サッシまわりの下地を入替後、全面に透湿防水シートを施工します。
透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の侵入を防ぎます。
透湿防水シートは上下に10cm、左右に15cm重ねて施工します。
透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに再度、防水テープを貼り防水性を高めます。
サイディング施工
サイディングを施工します。
まずは、土台水切りの上にスターター金具を取付けます。
スターター金具にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、新しいサイディングを金具留めで貼り上げていきます。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
中間水切・スターターを取付けて上部貼り分けサイディング施工。
金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上がり、釘穴からのひび割れや雨水の侵入を防ぎ耐久性も向上します。
シーリング施工
縦目地や開口部まわりをシーリングで仕上げます。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れ防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因となるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。
換気口の排気管まわりはシーリングしたうえで防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。
塗装工事
土台水切り錆止め
土台水切り塗装
破風塗装
出窓屋根塗装
錆止め塗装
屋根シリコン塗装(1回目)
屋根シリコン塗装(2回目)
完成
小屋裏換気も部材を変えてすっきりとした印象になりました!
屋根と外壁の同時リフォームで見た目だけではなく、防水性能も向上して長く安心して暮らせるようになりました。
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