石狩市(T様邸)築30年
【使用外装材】ケイミュー株式会社
本 体 : セラディール・親水14 フランウェーブMWピュアホワイトB CW1621GC
部分 : セラディール・親水14 ペルソナストーンMWアナデムオレンジ CW2203GC
施工前(築30年)
既存壁材:窯業サイディング(12mm厚)
仮設足場設置・既存外壁 剥し
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け既存のサイディングを剥します。
既存の12㎜サイディングは釘を抜きながら剥していきます。
既存サイディングの下はアスファルトフェルトが施工されています。
既存下地の状態
既存のアスファルトフェルトを全て剥します。
板金と外壁の接続箇所から入り込んだ水分を下地材が吸収し腐食しています。
腐食した下地材は取り除き新規下地へ入替えます。
開口部まわりの下地は入替えのため全て剥します。
開口部まわり下地施工
開口部まわりの既存下地を剥した後、水分の進入を防ぐ1回目の防水テープを施工します。
新規サッシまわりの下地を施工します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。
入替えた下地木材には、シロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
透湿防水シート施工・防水テープ(2回目)施工
腐食していた下地も新規入替えました。
開口部・サッシまわりの下地を入替後、全面に透湿防水シートを施工します。
透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の浸入を防ぎます。
透湿防水シートは上下に10cm、左右に15㎝重ね、角部分では二重に重ねて施工します。
透湿防水シート施工後、水分の進入を防ぐ2回目の防水テープを施工し防水性を高めます。
サイディング施工
14㎜厚のサイディングを釘留めで施工します。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
アクセント用サイディング施工
角部分には同柄同質のコーナー材を取り付けています。
サイディング施工
シーリング施工
縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。周囲をマスキングテープで養生します。
接着力を強化するプライマーを塗布します。
シーリング材を充填します。
目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。
マスキングテープを剥します。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
シーリング施工・部材取付
マスキングテープを剥し仕上がりです。
サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。
板金との取り合いも施工します。
換気口の排気管まわりはシーリングした上で防風防雨型水切り付換気フード「鮮流」を取付け。