石狩市(O様邸)築32年
【使用外装材】ケイミュー 株式会社 セラディール・親水パワーコート16
《本体》デュプレ ALマーチホワイトD CL3897C
《部分》クローフ16 ALカバードブラック CL3794C
施工前(築32年)
既存外壁:窯業サイディング
仮設足場設置・既存外壁 剥し
仮設足場を設置します。
ゴミの散乱を防ぐ養生ネットを掛け、既存サイディングを剥していきます。
既存サイディングの下はシージングボードが施工されています。
サッシ下部など水分を吸収し、ボードが腐食しています。
既存下地・グラスウール剥し
さらに既存シージングボード・グラスウールを剥します。
断熱改修工事、新規グラスウールを入替えのため既存の古いグラスウールを全て剥します。
高性能断熱材BIB施工
BIBドライ工法による高性能吹込み用グラスウール断熱材を施工します。断熱する部位の表面にエアー抜きネットを張ります。
ウールを空気の力で圧送しながら充填し、まんべんなくウールを吹き込んでいきます。
BIBドライ工法は筋交いの凸凹面も、コンセントの裏面や電線等の間にもウールがまんべんなく入り込み、隙間を全く生じさせないため住宅そのものの断熱性が向上します。
吹込み用グラスウール断熱材サンブロードライは耐沈下性を高めたBIBドライ工法により、気密性が通常のグラスウールの2.5倍以上になります。
ハイベストウッド施工
サッシ廻りには1回目の防水気密テープを貼付け湿った空気や、雨水の浸入を防ぎます。確実な防水効果の為、テープはサッシ枠に15㎜重ねて貼り付けます。
厚さ9㎜の構造用ハイベストウッドを全面に取付けます。国産材を使用したハイベストウッドは他の構造材に比べ1/8の以下の膨張率で耐水性に優れています。
N65釘を使用し、柱・土台に100mm間隔で留め付けます。
ハイベストウッドはシロアリ・腐朽の抗力に優れた木造用耐力面材です。
透湿防水シート施工・防水テープ施工
ハイベストウッド施工後、全面に透湿防水シートを施工します。
透湿防水シートは上下に10㎝、左右に15㎝、角部分では二重に重ねて施工します。
透湿防水シートは室内側から壁内へ流れ込む湿気を逃し、外からの水分の浸入を防ぎます。
透湿防水シートを施工後、開口部・サッシまわりに二回目の防水テープを貼り防水性を高めます。
換気口まわりはシーリング処理を行った上、専用の防水部材を取付けその周囲には防水テープを貼付けます。
KKT下地施工
透湿防水シートの上から通気構法で通気下地を取付けます。
24㎜厚・プレーナー加工の乾燥材を使用します。
サッシまわりの下地は壁内の空気の通り道を確保するためサッシ枠、周囲の下地から隙間を空けて取付けています。
裏面には壁内の通気性能を上げるため9㎜角の欠き込みをつけています。
入替えた下地木材にはシロアリの侵食や腐朽菌による木材の腐食を防止するホウ素系木材保存剤(緑色に着色)を塗布しています。
サイディング施工
新しいサイディングを施工します。
土台水切の上にスターター金具を取付けます。
スターター金具にサイディング下端部分を乗せ貼り始めを固定し、サイディングを金具留めで貼り上げていきます。
縦目地サッシまわりにはシーリング切れの原因となる三面接着を防ぎ、目地幅を一定に保つため不燃鋼板製のハットジョイナーを使用しています。
金具留め工法はサイディング表面に釘頭が出ないため美しく仕上り、釘穴からのひび割れや雨水の浸入を防ぎ耐久性も向上します。
シーリング施工
縦目地や開口部周りをシーリングで仕上げます。
周囲をマスキングテープで養生します。
接着力を強化するプライマーを塗布します。
シーリング材を充填します。
目地底まで入り込むよう、へらで押さえ込み表面をならします。
シーリング材は優れた柔軟性で目地切れを防ぎ、変色や汚染の起こらない1成分型ネオウレタンシーリング材オートンサイディングシーラントを使用。
高耐久・高耐候性で長期間性能を維持します。
サッシからの伝い水は外壁の汚れや塗装表面の劣化原因ともなるため水切りを取付け、水切りと壁面の接合部分もシーリングしています。
スノーダクトの樋、防水工事
煙突板金工事・屋根塗装工事
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既存煙突に下地を取付
下地の上から板金を施工します。
屋根シリコン塗装
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